Windowsには 標準メールソフトとして、
「Outlook Express - アウトルック・エクスプレス」 というものが
無償で必ず付いてきます。
また、それとは別に 「Outlook-アウトルック」 というメールソフトもあります。
こちらは必ず付いてくるわけではありません。
名前がほとんど同じなので、初めのうちは混同してしまうのですが、
これらは全く別のソフトです。
「Outlook」というソフトは、メールの送受信以外にも
スケジュール・仕事の管理・メモや会議など、
予定に関係する様々な機能が付属されています。
一方 「Outlook Express」 は、メールやアドレス帳のみのシンプルな機能で、
「Outlook」 から、メールに関する部分を独立させたようなソフトです。
初めてメールを使用する場合には、「Outlook Express」 をオススメします☆
「Outlook」 は機能がたくさんありすぎて、初めて使うには不向きだからです。
また スケジュールや仕事の管理などは、
PC操作に慣れていないと、かえって混乱してしまうからです。
2つのソフトの関係を表にしてみます。
Outlook Express |
Windowsに付属されます。
シンプルなメール機能のみ。
|
Outlook |
ExcelやWordといった、Officeというソフトに付いてきます。
メール以外の機能も豊富。
Wordなど、他のOfficeソフトとの連動ができます。 |
最近では、PCを購入すると Word や Excel が付属されるものもあります。
その場合、初めから付属されている「Outlook Express」と、
Word ・ Excel に付いてくる「Outlook」の2種類が、
同じコンピューターに入っている事になります。
また、非常に都合の悪い事に、
WordやExcelを使えるようにインストールすると、
「メールソフトとして自動的にOutlookを選択されてしまう」
という現象が発生します。
これは Word や Excel が Outlook の兄弟のような関係にあるからです。
Windows XPの場合、左下の「スタート」というボタンをクリックすると、
いろんな項目が出てきます。
ここに 「電子メール」 というものがあるのですが、
本来ならば、ここには 「Outlook Express」 が選択されます。
しかし、Word・Excelをインストールすると、
「Outlook」 に置き換わってしまう事があります。
WindowsXPの、スタートメニューに表示されるメールソフトの変更手順を紹介します。
1.左下のスタートメニューを右クリックして、プロパティを選択 |
2.上部右側の [ スタートメニュー] タブをクリック |
3.[カスタマイズ] のボタンをクリック |
4.スタートメニューのカスタマイズ画面で、[全般] タブをクリック |
5.[電子メール] の欄で、メールソフトを選択 |
6.スタートメニューのカスタマイズで [ OK ] ボタンをクリック |
7.プロパティ画面で [ OK ] をクリック |
上記手順で、「Outlook Express」 にする事も、「Outlook」 にする事も出来ます。