メールの使用法は、人さまざまです。
仕事で使っていれば、重要な内容のメールを受け取る事もあると思いますし、
プライベートでも ずっと保存しておきたい大事なメールもあると思います。
しかしコンピューターは、そのメッセージの重要性など 全くわかりません。
どんなに大切なメールであっても、「ただのデータ」の一つに過ぎないのです。
ウィルスに感染したり、PCが故障してしまったりして、
受け取ったメールが 突然消えてしまう事があります。
大事なメールは、自分自身でしっかりと保存(バックアップ)しておく事をお勧めします。
ここでは、Windows標準のメールソフトである、OutlookExpressでのバックアップ方法を紹介します。
まず、OutlookExpressで 送受信されたメールがどこにあるのかを調べます。
これはOSや設定などで微妙に違います。
Outlook Expressを起動し、ウィンドウ上部の [ツール] をクリックして、[オプション] を選びます。
[メンテナンス] のタブをクリックして、中央の [保存フォルダ] をクリックします。
すると、メールが保存されるフォルダの場所が表示されます。これをマウスで全部選択し、コピーしておきます。
通常は C:\〜\Outlook Express のようになります。 |
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メールが保存されている場所がわかったので、ここで OutlookExpress を一旦終了しても構いません。
保存してあるメールを 別の場所にコピー(バックアップ)
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次に、保存されているフォルダを開きます。
画面左下の [スタート] を右クリックして、[エクスプローラ] をクリックします。
もしくは、[マイドキュメント] や [マイコンピュータ] のウィンドウを開いても構いません。
開いたウィンドウのアドレスの部分に、先程コピーしておいたフォルダの場所を貼り付けます。
キーボードのEnterを押すと、保存フォルダが表示されます。
拡張子が .dbx のファイルがメールのデータです。
これを 別のフォルダやCD-Rなどにコピーしておきます。
これで、無事にメールのバックアップが終了です。
備えあれば 憂いなし、ですね☆
バックアップしておいたデータを、復元する方法を紹介します。
メールが消えてしまった時などに、バックアップデータを Outlook Express で読み込む手順です。
Outlook Expressを起動し、ウィンドウ上部の [ファイル] をクリックして、
[インポート] から [メッセージ] を選びます。
ウィンドウが開いたら、メールソフトの種類を選択します。
[次へ] をクリックします。場所の指定になるので、[Outlook Express6 ストアディレクトリから〜] を選びます。
また、[インポートオプション] にチェックを入れておきます。
[OK] をクリックします。 メッセージの場所の指定になるので、[参照] をクリックします。
メールのバックアップを保存してある場所を選んで、[OK] をクリックします。
メッセージの場所の指定に戻るので、[次へ] をクリックします。
フォルダの選択では、Outlook Express に読み込ませたいフォルダを選びます。
特に指定がない場合は、[すべてのフォルダ] で構いません。選んだら[次へ] をクリックします
バックアップの読み込みが始まります。
終了すると、インポートの完了のメッセージが出ますので、[完了] をクリックして終了です。
これで、バックアップしておいたメールを復元させる事が出来ます。
ウィルスの感染や PCの故障など、データが消えてしまう事態は突然やって来ます。
しっかりとバックアップを取って、もしもの時に備えておきたいですね☆
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