ファイルは、フロッピーディスクやCD-ROMなど 様々なメディアで提供されます。
また、インターネット上からダウンロードする場合もあります。
CD-ROMやフロッピーディスクには 記憶量の限界がありますので、
サイズの大きいファイルは、小さく圧縮して記憶した方が 効率がよくなります。
インターネットからダウンロードする場合も、ダウンロード時間の短縮につながります。
そのため、CD-ROM等のメディアや インターネット上では、
多くの場合 小さく圧縮されたファイルが使用されます。
小さく圧縮されたファイルを 元の状態に戻す事を、解凍と言います。
ここでは、よく使用される圧縮の形式と、フリーソフトで優秀な圧縮・解凍ソフトについて解説します。
圧縮の形式は多数ありますが、Windowsでは 「lzh形式」 「zip形式」 が、
Mac では 「StuffIt形式」 が 一般的によく使用されます。
これらの圧縮ファイルを元の状態に戻す(解凍する)には、それぞれに対応した解凍ソフトが必要になります。
また、解凍ソフトを必要としない、「自己解凍形式」 もあります。
「lzh・zip形式」 の両方に対応した 優れた解凍ソフトがあります。
「Lhasa ( 作者:竹村嘉人 氏) 」 です。
Windowsを使用しているなら、この解凍ソフトは インストールしておいて損はありません。
ダウンロードサイトよりダウンロードして、ダブルクリックするだけでインストールが終了しますので、
初心者でも簡単に使用できます。
また、lzh形式は 主にWindowsで使用されますが、WindowsとMacの両方を使っている場合は
Mac側にも lzh形式の解凍ソフトがあると便利です。
Macのlzh解凍ソフトには、「MacLHA ( 作者:石崎一明 氏) 」 があります。 ( OS〜9.2 )
自分で圧縮する場合があるのなら、圧縮も解凍も出来るソフトが便利です。
この場合は 「 +Lhaca ( 作者:村山富男 氏) 」 をインストールしておくと便利です。