インターネットは、接続にアナログ回線 (一般電話回線) を使用できるようになった
1995年頃から 個人の利用が急速に増加したと言われています。
現在では、アナログ回線の他にも様々な接続の種類があります。
近年では、ADSLが 提供地域の増加と価格低下により 急速に普及しています。
それにともない、「ブロードバンド」という言葉も よく耳にするようになりました。
主に使われている接続の形態を表にまとめると、次のようになります。
属性 |
接続種類 |
具体例 |
受信速度
(理論値) |
ナローバンド |
ダイヤルアップ |
アナログ
(一般電話回線) |
〜 56 K bps |
ISDN |
〜 64 K bps |
モバイル接続
(携帯・PHS) |
ブロードバンド |
ADSL |
NTT フレッツADSL
Yahoo! BB 等 |
〜 数十 M bps |
CATV
(専用線) |
ケーブルTV
J-COM 等 |
〜 数十 M bps |
FTTH
(光ファイバー) |
NTT Bフレッツ
usen 等 |
〜 100 M bps |
単位の bps とは、転送速度を表すものです。
1 bps は1秒間に1ビットのデータを転送できる事になります。
当然、数値が大きいほど 1秒間に転送出来る量が多い事になります。
K(キロ) や M(メガ) は補足単位です。
1K bps は 約 1000 bps 、
1M bps は 約 1000 K bps になります。
( 1024 とする場合もあり、現在統一されていません)
例えば、ADSL 1M bps といったら、1,000 X 1,000で 約 百万 bps となり、
アナログ 56K bps の17倍になります。
ただしこれらはすべて理論値であり、
実際に使用する際の転送速度はもっと落ちます。
特にADSLは環境により速度が著しく変化するため、
「12M bps のプランに申し込んだのに、速度が 1M bps も出ない」
といった事が 当たり前のように起こります。
これらはダイヤルアップの部類に入ります。
ただし、アナログやISDNとは回線の種類が違うので、受信速度が異なります。
(例 NTT DoCoMo携帯 9600 bps
PHS PIAFS64K 64 K bps 等。 PHSの方が速いんですね☆)
インターネット上でのサービスが増加するにつれ、
求められる回線速度も上昇しています。
今現在、アナログ回線や ISDN をお使いで、インターネットをよく使用される方は、
ブロードバンドに切り替える事をオススメします。
料金もどんどん低下していますし、ブロードバンドでは様々なサービスが
快適に受けられますよ★